北海道札幌市の特注家具の製作・修理・リフォームを行なう有限会社 三島木工。ソファーの張替えや桐タンス等の伝統家具の再生などを手がける。木工一筋50年 家具職人の技
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 ☆ 丸天椅子張替え

2012/02/17 
家具の再生・修理

画像2にあります様に稲わらを使い(土手刺しと云います)木柄に添って円形に作っていきます
この作業で丸の形がきまります。
次にクッシンの調整(硬め、柔め等々)をし、この場合は、革で張替えしました。革の下の部分に飾りびよを打って仕上げました。
この椅子を見た時、昔の職人さんの技術をまた学ばせていただいた思いがしました。
このような仕様でなければここまでは永く使えてこれなかったかもしれません。素材が木である事、この考え方の組み手だからこそ、でしょうね。

シンプル
シンプル
天板と脚、大変にシンプルな作りです。
しかしおそらく80〜100年程使われていると思います。(お持ちのご本人もはっきりわしていないかもしれません)しかも10cm以上、上下する作りになっていました。以前はピアノを弾く時の椅子として使われていました。

土手
土手
昔はウレタンもありませんし、今のような綿もその他の資材もぜんぜん違うものでした。
それを補うのが技術だったのでしょうね。前にも書きましたが、稲わらを麻の布で巻き椅子の形を作る方法です。頼りは手の感覚のみ。太さ、高さすべてです・・・。こちらの場合は高さを取るため二段刺しをしました。それにウレタンで硬さを決めて貼り付けます。

組み手
組み手
椅子を真下から見た画像です。真んなかの丸太に脚の部材を組ませています。上から重みが掛かる程しっかりと組さる仕掛けになっております。ここにも指物細工の応用が生かされていました。

仕上げ
仕上げ
この度は革でのご希望でしたので、牛のしっかりした、革で仕上げました。最終仕上げは飾りびよを打って終了です。
脚は革の色目に合わせて着色塗装で仕上げました。これから先30〜50年いや100年は大丈夫使えるでしょう。






 
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